現金自動預払機(ATM)を使った還付金詐欺などの被害を食い止めようと、北九州市小倉北区内の各校区自治連合会や金融機関などでつくる「ATMパトロール隊」が27日、発足した。小倉北署によると、還付金詐欺などを未然に防ぐ目的で官民一体となって見回る団体の設立は県内初という。

 パトロール隊は約70団体、約1800人で構成。主に平日の午前10時~午後3時、同区内のショッピングセンターなどに設置されたATMを日常の仕事や暮らしの合間に見回り、携帯電話を使いながら操作している高齢者を見つけたら、声掛けして被害を防ぐ。

 この日、小倉北署で行われた発足式で、荻野典彦署長が「高齢者の資産を一瞬で奪う卑劣な犯行。小倉北区民総ぐるみで撲滅していきましょう」とあいさつ。小倉北区自治総連合会の福丸清生会長が「積極的に声を掛けていく」などと撲滅宣言をした。

 小倉北署によると、今年の還付金詐欺の発生件数は6月末で9件(被害額約750万円)。昨年全体の5件(同約500万円)を既に上回っている。

出典:西日本新聞(2017/7/28)
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/346433/