神戸市の80代の女性が生活相談センターの職員を名乗る男から「あなたは名義貸しをしていて犯罪になる」などという、うその電話を受けておよそ1億4000万円をだまし取られていたことが警察への取材でわかりました。

警察によりますと、去年4月、神戸市灘区で1人暮らしをしている84歳の女性が生活相談センターの職員を名乗る男から電話で「あなたは名義貸しをしていて、犯罪になる」といった、うその話をされました。

その後、弁護士を名乗る男から「解決するには現金が必要だ」などと相次いで電話がかかってきたため不安になって、指定された場所に宅配便で現金を送ったということです。

女性は去年6月まで6回にわたって預金のほぼすべてに当たる1億3800万円余りを送り、ことしになって警察に相談したことから被害が明らかになりました。

こうした特殊詐欺による多額の被害としては、今月23日にも新潟市の70代の女性が合わせて2億2000万円余りをだまし取られていたことがわかっています。

警察は、宅配便で現金を送らせるのは詐欺の手口だとして絶対にだまされないよう注意を呼びかけています。

出典:NHK NEWS WEB(2017/8/29)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011118031000.html