三重県警津署は25日、津市の1人暮らしの80代無職女性が特殊詐欺被害に遭い、計1億3870万円をだまし取られたと発表した。組織的犯行とみて捜査している。県警によると、2004年の統計開始以降、県内で認知した特殊詐欺で最高の被害額。

 

 津署によると、女性宅に3月ごろ、「熊本県の災害復興」をかたる電話があり「個人番号」を教えられた。別の電話で「個人番号」を聞かれて伝えると、今度は弁護士を名乗る男から電話で「あなたが個人番号を伝えたので訴えられている。取り下げるためにお金が必要」と言われた。

 女性は3~4月、自宅に来た秘書を名乗る男にキャッシュカード計3枚を渡した。弁護士を名乗る男から電話で、カードの口座に現金を振り込むよう指示され、3月26日~5月16日に14回、津市内の金融機関で計1億3870万円を振り込んだ。このうち1億3460万円は引き出されているという。

 女性から「お金に困っている」と相談された友人が、不審に思って5月18日に津署を訪れ、被害が発覚した。【谷口豪】

出典:毎日新聞(2018/5/25)
https://mainichi.jp/articles/20180526/k00/00m/040/081000c