長崎署は4日、長崎市の30代公務員女性が、50万円をだまし取られる特殊詐欺事件が起きたと発表した。「告訴されている」と告げ、検察庁の偽サイトを閲覧させ信じ込ませる手口だった。県内では初めて確認された手口で、県警が注意を呼びかけている。

 

 長崎署によると5月31日、警視庁の捜査員を名乗る男から女性の携帯電話に、「あなたの個人情報が流出し、あなた名義の口座が詐欺グループの振込先口座になっている」などと連絡があった。

 男は指定したアドレスを女性に検索させ、「東京地方検察庁」と表示した偽サイトに誘導。女性の氏名などが掲載されているのを確認させ、無関係であることを示すために必要などとして指定口座に50万円を振り込ませたという。不審に思った女性が同日中に長崎署に連絡して被害が発覚。同署が調べたところ、サイトは既に削除されていたという。

 県警は心当たりのない電話やメールには対応しないよう呼びかけている。【松村真友】

出典:毎日新聞(2018/6/5)
https://mainichi.jp/articles/20180605/ddl/k42/040/253000c