山間部の高齢者らに特殊詐欺被害の防止を訴えようと、鳥取署は5日、地元スーパー「エスマート」が運行する移動スーパー「とくし丸」を用いた犯罪抑止策に乗り出した。とくし丸に「振り込め詐欺に注意!」と書かれたステッカーを取り付けるなどした。警察官がこまめに巡回することが難しい山間部の高齢者への啓発が期待されるという。

 とくし丸は軽トラックを改造して棚や冷蔵装置などを備え付けている。歩ける距離で生活必需品がそろわない「買い物難民」の家の玄関先まで出向いて生鮮食料品などを売る移動スーパーで、徳島県の山間部で始まり、そのノウハウを受けた全国各地のスーパーで運行が広まっている。

 エスマートは4月からとくし丸1台を湖南エリア(900世帯)と末恒エリア(2500世帯)で運行。400種類1200個の品物を積み、契約する163世帯の玄関先に週2回訪問する。運転手は、詐欺被害に注意するよう促すチラシも買い物客に配布する予定という。川木光義社長は「ステッカーを取り付けた車が山間部を通ることで地域の安全に役立つ。食を通じた社会貢献をしたい」と話した。

 県警のまとめでは、特殊詐欺は…

出典:朝日新聞デジタル(2018/6/6)
https://www.asahi.com/articles/ASL653GNDL65PUUB003.html