秦野市で振り込め詐欺の被害が続いている。今年1月から9月21日までに発生した振り込め詐欺発生件数は30件。被害額は約7215万円に上る。昨年1年間の被害総額は約5473万円(発生件数38件)で、既に昨年を約2000万円上回っている。

 内訳は、息子や孫などをかたったオレオレ詐欺が大半を占め29件、実際にはない料金の支払いを求める架空請求が1件。オレオレ詐欺では、「あなたの個人情報が漏れています」などと言い、市役所や警察官をかたって言葉巧みにキャッシュカードを渡させる事案も増えている。秦野警察署では、詐欺撲滅を目指し、啓発を強化する。

詐欺防止を強化

 秦野警察署では、10月1日(月)から31日(水)までを「特殊詐欺撲滅対策推進強化期間」として詐欺の防止を呼び掛ける。同署ではこれまで、65歳以上の人が100万円以上の預金を引き出す場合に、金融機関からの通報を要請する「全件通報」や、パトカーやSNSなどで詐欺防止の広報をするなどし、啓発に力を入れてきた。期間中はさらに強化し、市内での詐欺発生防止に努める。

 さらに家庭での詐欺防止の取り組みとして、留守番電話に設定することや、会話を自動録音できる電話機の設置などを勧める。同署生活安全課の泰田幸紀課長は「詐欺の犯人は、声を録音されることを嫌います。相手が声を吹き込むまで待ってから電話に出てください」と話し、注意を呼びかけた。

出典:神奈川タウンニュース(2018/9/28)
https://www.townnews.co.jp/0610/2018/09/28/450601.html