七尾署はニセ電話詐欺などの被害防止を目指す映像を制作し、三月中にケーブルテレビななおで放送を始める。同署初の試みで、寸劇を通して注意点を分かりやすく伝える。

 十八日は同署で市職員が動画を撮影。市民でつくる「劇団N」の酒井藤雄代表(61)がだまされそうになる祖父役、七尾東雲高校演劇科の林愛梨さん(16)が孫役を務めた。

 劇では、裁判所を名乗り「消費料金未納で民事訴訟が起き、取り下げには電話を」と記したはがきが祖父に届く。孫のななこちゃんが、裁判所の通知がはがきで届くことと訴訟内容が不透明であることを不審だと指摘し、詐欺であると見破る。最後には本吉朱里巡査(28)も登場し、「はがきやメールが届いても慌てない、電話しない、相談する」という呼び掛ける内容。

 三月中に三分程度の動画が、毎日五回放送される予定。小山幸子生活安全課長は「被害が多発しており、気を付けるための着眼点を、なじみやすい劇という手法で伝えられれば」と話した。

出典:中日新聞(2019/2/19)
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190219/CK2019021902000241.html