桑名市内で今月、改元に便乗したニセ電話詐欺とみられる電話があった。幸い、被害はなかったが、改元を前に、県警は「同様の手口がこれから増加する恐れもある」として注意を呼び掛けている。

 県警によると、二日午前十時ごろ、同市内の五十代の男性方に、金融機関の職員をかたる男から「元号が変わるのでキャッシュカードが使えなくなります」と電話があった。不審に思った男性はすぐに電話を切り、被害はなかったという。

 県警は同日、ツイッターの公式アカウント「三重県警察広報室」を通じて「元号の改元名目の詐欺に注意!」「(電話が)かかってきても相手にせず警察等に相談してください」と注意喚起した。

 県警生活安全企画課によると、今年一~三月末のニセ電話詐欺の被害件数は前年比十四件少ない十二件で被害額は同七百六十万円少ない三千七百八十万円だった。同課の担当者は「改元でキャッシュカードや通帳が『使えなくなる』『送付してほしい』という電話はすべて詐欺。改元を前に、十分に気を付け、被害に遭わないようにしてほしい」と呼び掛けている。

出典:中日新聞(2019/4/14)
https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20190414/CK2019041402000016.html