県警生活安全企画課は2日、諏訪郡下諏訪町の70代男性宅に「インターネット抽選の結果、オリンピックチケットが当たったので代金を振り込んでください」といった内容の不審電話が1日にあったと明らかにした。2020年東京五輪チケットの正規の当選通知はメールだけで行っており、電話やはがきでの結果通知はしていない。県警は、架空請求詐欺の前兆電話とみて注意を呼び掛けている。

 同課によると、県内で五輪チケットに絡んだ特殊詐欺の前兆電話が確認されたのは初めて。男性宅に電話があったのは1日午後2時ごろで、女性の声だったという。男性はインターネットを利用していないため詐欺だと気付き、断ったところ電話を切られ、諏訪署に連絡した。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は、五輪チケット申し込みの抽選結果を6月20日に発表し、購入手続きの期限は7月2日。同課は「差し迫った時期に手続きを済ませていない当選者を狙ったようだが、電話やはがきによる当選通知は詐欺」と注意を求めている。

 また、正規の当選通知メールには、URLや問い合わせの連絡先は記載されていないと説明。「(URLや問い合わせ先が)記載されている場合は詐欺。絶対にアクセスや連絡をしないでほしい」と強調している。 

出典:信毎web(2019/7/3)
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190703/KT190702FTI090015000.php