特殊詐欺事例

還付金振り込み遅延を電話説明 詐欺疑われ郵送切り替え 高崎市

群馬県高崎市は11日、市県民税(住民税)に過払いがあった市民571人への還付金の振り込みが1週間程度遅れていると発表した。市は対象者に電話で遅延を説明したが、一部市民から「還付金詐欺」を疑われる事態となり、電話連絡を急きょ中止。12日からは郵送で事情説明とおわびをすることにした。

◎事前に周知も依頼書提出忘れ 留守電含め400人に
 市によると、還付金は特定株式の譲渡などによって過払いがあった総額1261万9949円。対象者には既に郵送で「10日に指定口座に還付金を振り込む」と周知していた。遅延は、還付対象者の名前などを記した振込依頼書を、担当職員が金融機関に提出し忘れていたためという。

 10日に未提出が判明したことから、担当部署は10、11の両日、電話で対象者に連絡した。留守番電話へのメッセージを含め約400人に伝えたという。

 これに対し、市職員らを装って還付手続きのふりをして現金をだまし取る「還付金詐欺」が多発していることから、電話を受けた一部の市民に「詐欺ではないか」との疑念を招いた。

 上毛新聞の取材に、10日に電話を受けた男性は「還付金詐欺は多い。電話が本当なのか不安だった。ミスが二度と起こらないようにしてほしい」と話した。

 市は「市民の皆さまに迷惑をかけて申し訳ない。チェック体制を強化し、再発防止に努めたい」としている。

出典:上毛新聞(2019/7/12)
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/145248

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