佐賀県東部地域を中心に7月以降、警察官らを名乗るニセ電話詐欺が多発しており、県警が注意を喚起している。

 県警捜査2課によると、7月1日から8月22日までのニセ電話の認知件数は141件(既遂、未遂含む)に上る。警察官や家電量販店の従業員らを装って「あなたのキャッシュカードが不正に利用されている」「キャッシュカードを確認する必要がある」などとうその電話をかけ、実際に自宅に来て「印鑑が必要」などと言い、家人がその場を離れた隙にキャッシュカードを盗む手口。

 24日も家電量販店の従業員を名乗る手口で、佐賀市内の70代女性が現金50万円をだまし取られる詐欺が明らかになり、佐賀南署が詐欺の疑いで長崎県佐世保市の男子高校生(17)を逮捕した。

 1月から8月22日までのニセ電話詐欺事件で、実際に現金がだまし取られたのは14件(前年同期比1件減)だが、被害額は2900万円増の約4300万円に上っている。

 同課は「キャッシュカードや暗証番号に関する電話がかかってきたら一度電話を切り、すぐに家族や警察に相談を」と注意を呼び掛けている。

出典:佐賀新聞(2019/8/25)
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/417901