特殊詐欺被害の未然防止に役立ててもらおうと、JA共済連岡山(岡山市北区磨屋町)は8日、岡山県防犯協会に電話の自動通話録音機60台を寄贈した。

 JA共済連の青江伯夫運営委員会長らが県庁を訪問し、青江会長が「住民が安心して暮らせる地域になることを祈る」と述べ、同協会の田島保治専務理事に目録を手渡した。特殊詐欺は一度被害に遭うと再び狙われやすい傾向があることから、同協会は被害歴のある高齢者らに贈る予定。

 録音機は、着信の際に「防犯のため会話を録音しています」というメッセージが流れ、受話器を取ると自動で録音する仕組み。詐欺グループは音声が残るのを敬遠するため、抑止効果が見込めるという。寄贈は昨年の50台に続き、2回目。

 今年の県内の特殊詐欺被害は9月末現在、86件1億8993万円(前年同期62件2億8389万円)。警察官らをかたる不審電話の後、自宅を訪ねて来た人物にキャッシュカードを偽物にすり替えられる被害が目立っている。

出典:山陽新聞デジタル(2019/10/9)
https://www.sanyonews.jp/article/946595