2019年の瀬谷警察署管内の振り込め詐欺の認知件数が67件で、被害額が約1億2700万円に上ったことが分かった。集計を始めた2009年以降で過去最多の被害件数となり、同署では注意を呼び掛けている。

 同署によると、19年の被害件数は18年から18件の増加、被害額は倍増した。類型別にみると、警察官や親族を名乗り交通事故の示談金などを理由にお金を騙し取る「オレオレ詐欺」(45件)が最多。また、有料サイトの未納料金などを請求する「架空請求」(10件)、未払いの年金や還付金があるなどとATMでの手続きを要求する「還付金詐欺」(9件)も多い。

 同署は銀行や郵便局の職員などに、高額現金の引き出しや電話をしながらATMを操作する高齢者がいたときは声掛けをし、場合によっては通報するよう協力を呼び掛けている。19年では窓口対応やレジ会計時の声掛けによって、郵便局職員やコンビニ店員らが8件の振り込め詐欺を防いだ。

自宅に来るケースも

 近年は、自宅に直接キャッシュカードなどを受け取りに来る手口が増えてきているという。警察官やカード会社職員を名乗り、「口座が悪用されている」「クレジットカードが不正に使われている」などと、カードや暗証番号を手に入れようとしてくる。

 同署は「警察や銀行職員がカードを貰いに自宅に行き、預かることはない。暗証番号も絶対に教えないで」とし「詐欺の手口はどんどん変わってきているので、最新の情報と対策を伝えていきたい」と話した。

出典:神奈川タウンニュース(2020/1/23)
https://www.townnews.co.jp/0106/2020/01/23/514486.html