愛知県警瀬戸署は28日、同県瀬戸市内で一人暮らしをしている80代の無職女性が、ニセ電話詐欺で計1億5400万円の被害に遭ったと発表した。県警によると、統計を取り始めた2014年以降、個人の被害額としては県内最高額という。

 署によると、昨年10月15日ごろ、女性宅に「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」などと書かれたはがきが届いた。記載された連絡先に女性が電話したところ、弁護士を名乗る男から「訴訟を取り下げるために供託金が必要。300万円払え」などと請求され、市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から引き出して、宅配便で送付した。

 その後も弁護士や業者を名乗る男から電話があり、女性は今月9日までに計十数回、指示通りに現金を宅配便で東京都や千葉県、埼玉県内の住所に送付した。9日以降、弁護士を名乗る男と連絡が取れなくなったことから、女性は法務省に電話で確認。だまされていることが分かり、27日に同署に被害届を出した。

(中日新聞)

出典:中日新聞(2020/1/28)
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020012890230133.html