神奈川県遊協は3月23日、多発する特殊詐欺の撲滅対策を支援したことが評価され、神奈川県警察から感謝状を贈られた。

神奈川県と神奈川県警察では、平成30年中の県内における特殊詐欺の被害総額が57億円と件数、被害額とも2年連続で過去最悪だったことから、県の防犯協会連合会と連携し、被害防止の注意喚起を目的とした「詐欺撲滅メモ帳」や電話の受話器に取り付ける「簡易型自動録音機」などの啓発グッズ制作費として100万円を支援した。
 
神奈川県遊協の組合会館で行われた贈呈式では、神奈川県警察生活安全部の新田泰弘部長が出席、伊坂重憲理事長に感謝状を手渡した。伊坂理事長は「こうした取組みは各地の単組でも行っているが、今回は県遊協として案件をとりまとめる形で県警の特殊詐欺対策に協力することができた。神奈川県も高齢化が進行しているが、特殊詐欺被害に遭っている高齢者層は我々の顧客でもありうるので、今後も被害の撲滅に向けて積極的に協力していきたい」と述べた。

出典:遊技通信(2020/3/25)
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