政府が実施する全国民への一律10万円給付を狙った特殊詐欺が相次ぐ恐れがあるとして、青森県警が注意喚起を始めた。県民に注意を呼び掛けるよう促す文書を県内18署に出したほか、公式ツイッターやメールマガジンなども使って発信を強めている。他県では、10万円の給付手続きのため-などとしてウェブサイトへのアクセスを促す不審なメールが確認されている。県警の担当者は「給付金の話が出たら、最寄りの警察署や交番に相談してほしい」と話す。

 県警生活安全企画課によると、県内で新型コロナウイルスに便乗した特殊詐欺被害は22日現在で確認されておらず、相談などもないという。ただ、大阪府や沖縄県などでは今月に入り、個人情報を盗むフィッシング詐欺とみられる不審なメールが確認されている。

 メールは「給付金10万円配布につきお客様の所在確認」との件名で「携帯電話会社を通じて給付金を配布することになった」とした上で、掲載したURLで手続きするよう求める内容となっている。

 こうしたメールは県内でも広がる可能性があることから、県警は注意喚起のチラシを作り、22日、各警察署に配布するよう周知した。

 同課の佐々木弘樹次長は23日の取材に「新型コロナウイルスに関する給付金については、まだ手続きは始まっていない。だまされないよう注意してほしい」と呼び掛けている。

出典:東奥新聞(2020/4/23)
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/344062