岐阜県の北方署は、ニセ電話詐欺の被害を防ごうと、新たな策として飛沫感染防止シートを活用した啓発を行っています。  この取り組みはニセ電話詐欺被害を防ぐため、新型コロナウイルス対策で店舗のレジやカウンター周りに取り付けられている飛沫感染防止シートにステッカーを貼り付けて、注意を呼びかけようと北方署が始めました。

 ステッカーは2種類あり、「コロナ便乗詐欺STOP!」などと買い物客に大きな文字で注意を呼びかけています。  署によりますと、ことし管内で発生した電話詐欺被害は7月末時点で6件確認されており、被害額は620万円にのぼるということです。

※北方警察署 地域課 小森菜月巡査  「警察としてもっと身近に詐欺について取り組むことができないか考え、コロナの関係で現在レジ等に透明のビニールシートが取り付けられるようになったことを受け、ステッカー等貼ることができれば来ていたお客さんの目に入り、少しでも詐欺の防止につながるのではないかと発案しました。」  北方署は、管内そのほかのコンビニエンスストアや薬局などでも取り組みを広げていく予定です。

出典:Yahooニュース(2020/8/6)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8d16897f463e0ee3526c707caaf195f16470797