ニセ電話で金融庁職員を名乗るなどして現金などをだまし取ったとして、鳥栖署と県警捜査2課は27日、詐欺と盗みの疑いで、住所不定、自称建設業の男(23)を逮捕した。この事件での逮捕は7人目で、同署は男が主犯格として指示役を担っていたとみている。

 逮捕容疑は昨年8月23日、共謀し、福岡県久留米市の70代男性宅に電話をかけ、金融庁職員を名乗るなどしてキャッシュカード3枚を盗んだり詐取したりした上、翌24日には鳥栖市の80代女性宅でキャッシュカード2枚を盗み、現金計267万3千円を引き出して盗んだ疑い。

 鳥栖署によると、同容疑で21日に逮捕した男らの供述や携帯電話の履歴などから男が浮上した。

出典:佐賀新聞(2020/8/28)
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/566428