新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を支援する持続化給付金100万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕された住居不定、自称小売業の男(22)が、別の持続化給付金詐欺事件で逮捕された埼玉県の男子大学生に、不正受給の手口を指南していたことが捜査関係者への取材で分かった。山梨県警は、男が手口を教えた見返りに大学生から報酬を受け取った可能性があるとみて調べている。

 捜査関係者によると、男と男子大学生は、もうけ話に興味を持つ人が集まるSNSでのやりとりを通じて知り合った。外国為替証拠金取引(FX取引)など投資に関する情報交換をする中で、男が男子大学生に給付金の不正受給を持ちかけ、手口を教えたという。

 県警の発表によると、男は個人事業主を装い、虚偽の確定申告書などを用意して5月下旬~6月上旬、大阪府でスマートフォンから申請し、国から自身の口座に給付金100万円を振りこませた疑い。男子大学生も男とほぼ同時期に同じ手口で虚偽の申請を行っており、給付金100万円を不正受給した疑いで7月に県警に逮捕された。甲府家裁は、男子大学生について第1種少年院送致とする決定を出している。

出典:読売新聞(2020/9/27)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200926-OYT1T50252/