外国為替証拠金取引(FX)投資名目で現金をだまし取ったとして、大阪府警は19日、大阪市福島区の職業不詳、庭瀬翔太容疑者(28)ら23~30歳の男女7人を詐欺などの疑いで逮捕した。少なくとも約700人から計2億円をだまし取っていたとみて裏付けを進める。

 逮捕容疑は共謀して4~5月、岐阜県の30代男性に「FXの自動売買システムのモニターに当選した」「必ずもうかる」などと電話で架空の投資話を持ちかけ、現金約130万円をだまし取ったなどとされる。府警は7人の認否を明らかにしていない。

 府警捜査2課によると、庭瀬容疑者らは、取引で使用するスマートフォンのアプリを加工して、顧客に利益が出ているように偽装していたという。実際に取引は行われていなかった。府警は投資に興味のある人を標的にしていたとみて調べている。

出典:毎日新聞(2020/10/19)
https://mainichi.jp/articles/20201019/k00/00m/040/245000c