保釈中に特殊詐欺をしたとして、大阪府警は26日、住所不定、無職の被告(36)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。府警によると、被告は保釈後、大阪市内の民泊施設10か所以上を転々としながら、詐欺を繰り返していたという。

 発表では、被告は別の男と共謀し、9月14日、高槻市の80歳代の女性宅に息子を装って電話をかけ、「ネットで金を借りた。代わりの人が家に行くのでお金を渡してほしい」とうそを言って、女性から100万円を詐取した疑い。

 府警によると、被告は、昨年9月に大阪狭山市内の高齢女性から100万円をだまし取ろうとしたとして、同12月に詐欺未遂容疑で逮捕、起訴された。地裁は今年5月に保釈を認めていた。

出典:読売新聞(2020/11/28)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201128-OYT1T50124/