特殊詐欺被害を減らそうと、町田市町内会・自治会連合会と市、町田署、南大沢署の4者が連携し、市内の住宅などに「サギ110番の家」と記した防犯プレートを掲示する活動を始めた。

 防犯プレートは、縦18センチ、横8センチ。11月中旬から町内会と自治会計約220団体を通じて配布しており、住宅の玄関や地域の掲示板などに計約4500枚を掲げる。住民の防犯意識を向上させ、地域を挙げて特殊詐欺の被害を防ぐために取り組んでいるというメッセージを発信する狙いもあるという。

 市市民生活安全課によると、市内の特殊詐欺被害は、2018年は152件、19年も112件に上り、被害額はともに約2億3000万円だった。今年の発生件数は64件(11月末現在)と減少したが、被害額は約2億2500万円と同水準で推移している。

出典:読売新聞(2020/12/16)
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20201215-OYTNT50168/