北海道・小樽警察署は6日、東京都練馬区に住む18歳の少年を窃盗の疑いで逮捕しました。
 警察によりますと少年は5日、不正に入手した他人名義のキャッシュカードで小樽市新光2丁目にある商業施設のATMから、現金10万円を引き出した疑いが持たれています。
 小樽市では5日、市役所の職員名乗り「還付金がある」といった内容の特殊詐欺の予兆電話が相次いでいて、警察が警戒していたところでした。 パトロール中の警察官が不審な少年を発見し職務質問をしたところ、他人名義のキャッシュカードが出てきて、事件が発覚しました。
 少年は容疑を認めています。 カードの持ち主は小樽市在住の80代の女性で警察は、相次ぐ予兆電話との関連を調べています。 北海道各地で役所の職員を名乗り「還付金がある」「金融機関はどこをつかっていますか」などと話す特殊詐欺予兆電話が相次いでいて、警察では「還付金がある」などの電話は詐欺の可能性が極めて高いためすぐに警察に相談してほしいとしています。

出典:STVニュース北海道(2021/4/7)
https://news.yahoo.co.jp/articles/34c4b7816f5bb9b598bae4e1a616e8a57e9b722d