秋田市の60代の男性が、パソコンがウイルスに感染しているように装った架空請求詐欺で、5万5000円分の電子マネー利用権をだまし取られた。警察が注意を呼び掛けている。

 秋田中央警察署によると5月21日、秋田市に住む60代の男性が、自宅のパソコンでインターネットを利用していたところ、画面に「ウイルスが確認されました」と表示されパソコンが使えなくなった。男性は、記載されていた連絡先に電話をすると、男から「セキュリティーソフトを購入する必要がある」などと言われた。

 男性が、指示通りに秋田市内のコンビニエンスストアで電子マネー2枚あわせて5万5000円分のプリペイドカードを購入し、利用に必要な番号を相手に伝えだまし取られたという。

 警察は「パソコンがウイルスに感染しているように装い、セキュリティーソフトの販売名目で、電子マネーなどを購入させるのは詐欺の手口。金を要求された際は支払う前に警察に相談してほしい」と呼び掛けている。

出典:Yahooニュース(2021/5/23 秋田テレビ)https://news.yahoo.co.jp/articles/0f6dcd42e6376f0cc2d13bf342a950722164ed06