新型コロナの感染拡大に便乗した不審な電話が相次ぐ中、大分県警は特殊詐欺の被害を防ごうと高齢者などに注意を呼び掛けるコールセンターを開設しました。

 特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、大分県警は毎年、民間企業に委託して高齢者などに電話で注意を呼び掛けるコールセンターを設置しています。

 1日の開所式では、対応する3人のオペレーターを代表して原幸子さんが「一層安心して住みやすい大分県をつくることに尽力する」と決意を述べました。

 県警によりますと、県内では新型コロナに便乗した不審な電話が2020年4月以降、15件確認されています。

 新型コロナの影響で投資に失敗したと息子をかたる電話があり、200万円をだまし取られた事例があるほか、5月には「金を払えばワクチンを早く打てる」といった不審な電話も県内で初めて確認されています。

 センターは来2022年2月まで設置されます。

出典:Yahooニュース(2021/6/1 FNNプライムオンライン)https://news.yahoo.co.jp/articles/9bd41146fb7c61ff0304b2a994df64e2dba424c7