25日、米子市に住む60代の女性が、市役所の職員を名乗る男から「介護保険料を払いすぎているので、ATMで返金手続きができます」などと言われ、現金およそ57万円をだまし取られる被害があり、警察が詐欺事件として捜査しています。
25日、米子市に住む60代の女性の自宅に、米子市役所の職員を名乗る男から「介護保険料を払いすぎている。今ならATMで返金手続きができます」という電話がかかってきました。
女性は男に指示されるままに金融機関のATMに向かい、金融機関のカスタマーセンターを名乗る別の男からの電話をもとに、ATMを操作して現金およそ57万円を、犯人の口座に振り込んでしまったということです。女性が取引明細を見てだまされたことに気づいたということで、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察は「ATMで還付金を受け取ることはできないので、電話があった時はまず警察に相談してほしい」と呼びかけています。警察によりますと、ことしに入って保険料などの還付をかたる詐欺の被害はこれで9件目となり、去年の同じ時期と比べ8件増加しているということです。
出典:NHK NEWS WEB(2021/5/27)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20210527/4040008211.html