秋田県内では3日、市職員を装った特殊詐欺とみられる不審電話が相次ぎ確認された。

 横手署によると、横手市では午後1時半ごろ、60代女性宅に市職員をかたる男の声で「介護保険の還付金があります」「振込先はどこですか」などと電話があった。

 女性は利用している金融機関名と携帯電話番号を伝えた。その後、その金融機関の職員をかたる男から電話があり「キャッシュカードと通帳を持ってATM(現金自動預払機)コーナーに行ってください」と言われた。

 女性は指示に従い市内の金融機関を訪れたが、電話の相手がいなかったため、近くにいた職員に相談。不審に思った職員から警察に相談するよう促され被害に遭わなかった。

出典:秋田魁新報(2021/6/4)
https://www.sakigake.jp/news/article/20210604AK0003/