息子を装って高齢の女性から現金150万円を騙し取ろうとしたとして、暴力団組長の男らが警視庁に逮捕されました。女性には息子がおらず事件が発覚しました。

 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、住吉会系の暴力団組長・井上敦容疑者(47)と東京・新宿区の無職・佐々木裕平容疑者(30)の2人です。2人は2018年、仲間と共謀し、北区に住む当時73歳の女性に、息子を装って電話をかけ、「取引先との契約書を間違えて送ってしまった」などとうそを言い、現金150万円を騙し取ろうとした疑いがもたれています。

 警視庁によりますと、女性には息子がおらず詐欺だと気付いて警視庁に通報したということです。取り調べに対し、井上容疑者は「全く関係していません」と容疑を否認し、佐々木容疑者は黙秘しています。警視庁は、井上容疑者らのグループが11件の特殊詐欺に関与し、およそ2000万円を騙し取っていたとみて調べています。(16日10:50)

出典:Yahooニュース(2021/6/16 TBS系(JNN))https://news.yahoo.co.jp/articles/0d3e6de9614968aeb252164d99abd0632cf0c71f