鳥取県警捜査2課は6日、新型コロナウイルスを口実に現金自動預け払い機(ATM)に誘い出す手口で、米子市内の60歳代のパート女性が約100万円をだまし取られる特殊詐欺の被害に遭ったと発表した。

 同課によると、女性宅に5日、電話があり「消費税の関係で介護保険料の返金がある。先月末が期限だったが、本日手続きをすれば返金ができる」などと告げられた。

 続いて女性が利用する銀行のコールセンターの職員を名乗る男の声でも「コロナ予防のためスマートフォンかATMで返金手続きをしている」などと電話があった。

 女性は市内のATMコーナーで、電話の指示に従って操作するうちに、約100万円を他人名義の口座に振り込んでしまったという。

出典:Yahooニュース(2021/7/7 読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c25deb24657143f79eca11d7f309ff4a71333899