市役所の職員を名乗る男から「健康保険の過払い金がある」などと電話を受けた松山市の60代の女性が現金およそ300万円をだまし取られ、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

 警察によりますと、先月、松山市の60代の女性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「5年間の健康保険の過払い金がある。5月が期限だったが、きょう中に手続きすれば間に合う」と電話がありました。女性は話を信じて金融機関で男から教えられた番号に電話をかけると、別の男から「返金手続きをするので、言うとおりにATMを操作してください」などと言われ、2回にわたって現金およそ300万円を指定された口座へ振り込み、だまし取られたということです。

 その後、女性が夫にいきさつを話し、不審に思って通帳に記帳をしたところ被害に気づいたということで警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

 警察によりますと、県内でことしに入ってから先月末までに警察が認知した特殊詐欺の被害は28件にのぼり、去年の同じ時期を10件上回っています。

 警察はATMから振り込みをさせようと金融機関の窓口が開いていない夕方にかかってくる還付金の払い戻しの電話には特に注意するように呼びかけています。

出典:NHK NEWS WEB(2021/7/21)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20210721/8000010283.html