今年、上半期の特殊詐欺の件数は6840件となりました。1102人が摘発されましたが、その多くが受け子や出し子で、主犯格は24人でした。

 警察庁のまとめによりますと、今年1月から6月までの特殊詐欺の件数は6840件で、被害額は約130億円でした。6840件のうち高齢者が被害に遭ったのは6018件で、9割近くとなりました。1102人が摘発され、このうち受け子と出し子が860人と8割近くを占めています。主犯格の摘発者は24人でした。また、少年少女の摘発者も212人いました。

 一方、警察が金融機関と連携した声掛けによって6800件近くの被害が防がれました。

 警察庁はSNS上での受け子などの募集に対する警告など対策を行っています。

出典:Yahooニュース(2021/8/3 テレビ朝日系(ANN))https://news.yahoo.co.jp/articles/8cbe5714ce7ef33700ceeb91858db89ffc560f98