滋賀県内で高齢者を狙った特殊詐欺事件が相次いでいるため、滋賀県警は16日、「特殊詐欺多発注意報」を発令した。25日まで。

 県警によると、6~15日、介護保険など医療介護費の還付金名目の詐欺やキャッシュカードをだまし取るなどの詐欺が計6件あり、約380万円の被害があった。

 今年の特殊詐欺は15日までに約60件、被害総額は約8400万円に上る。うち42件(約6600万円)で高齢者が被害に遭った。アダルトサイトなどの利用料名目の架空請求詐欺も26件あるという。

 県警は期間中、金融機関やコンビニへの立ち寄りを強化し、小売店には店内放送などで客に注意を促すよう求める。「自宅は常に留守番電話に設定し、不審な相手にはかけ直さず、未然に防いでほしい」(生活安全企画課)としている。

出典:Yahooニュース(2021/8/17 京都新聞)https://news.yahoo.co.jp/articles/6d1cb05de4a0ec45bc67c6e029ce6cba5bfb59ba