市役所の職員などを名乗り還付金を名目に現金をだまし取ろうとする電話が、16日、愛媛県内で10件確認されました。

 愛媛県警は「特殊詐欺被害警報」を出して、注意を呼びかけています。

 県警によりますと、西条市・松山市など5市で16日、市役所や金融機関の職員を名乗った還付金詐欺が疑われる電話が10件確認され、「特殊詐欺被害警報」を出しました。

 電話は保険料の払い戻しなどを名目に現金をだまし取ろうとする内容で、全て固定電話にかけられ、多くの人が家にいるお盆の時季を狙ったと見られています。

 愛媛県警は市役所や金融機関の職員がATMで保険料や医療費などの払い戻しを依頼することはないとして、電話があった時点で周りの家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。

 愛媛県内は今年7月末時点で60代を中心に還付金詐欺が17件発生していて、被害総額は約2400万円に上っています。

出典:Yahooニュース(2021/8/18 テレビ愛媛)https://news.yahoo.co.jp/articles/a3888053a6fabdb3c7290d0558f6e4105bcc7da9