岡山県内で7月以降、特殊詐欺の被害が相次いでいます。

 特に高齢者からキャッシュカードをだまし取る手口が急激に増えていて、岡山県警が注意を呼び掛けています。

 岡山県警によりますと、7月以降、特殊詐欺の被害が25件発生していて、1カ月余りで、約9450万円の被害が出ているということです。

 急増している手口は、キャッシュカードを狙った詐欺で、岡山市の77歳の女性は、百貨店の従業員を名乗る男から電話でキャッシュカードを郵便受けに入れておくよう指示され、その後、カードを持ち去られ、約250万円を引き出されたということです。

 その他、電話で自治体職員を名乗り「還付金が戻る」と嘘を言ってATMに行かせて金をだまし取る詐欺も多発しているということです。

 岡山県警は、電話でキャッシュカードや暗証番号の話が出たらすぐに電話を切り、家族や警察に相談するよう呼び掛けています。2021年に入り8月11日までの県内の特殊詐欺の被害件数は76件で、被害額は、約2億90万円となっています。

出典:Yahooニュース(2021/8/24 OHK岡山放送)https://news.yahoo.co.jp/articles/beada3c86b00d15a94387b7f3e25c285a000b042