増え続ける詐欺被害を事前に防いだとして、愛知県豊川市内のコンビニ店と従業員に警察から感謝状が贈られました。

 詐欺被害を未然に防いだとして豊川警察署長から感謝状を贈られたのは、豊川市内でコンビニを経営する末津伊士さん(48)と従業員・山本智子さん(46)です。

 先月23日、40代の女性が「ファミリーマート 豊川末広通店」を訪れ、店頭にいた山本さんに「間違ってアダルトサイトをクリックしてしまいプリペイドカードで35万円を支払えと言われた」と話し、プリペイドカードなどが購入できる端末を操作して購入しようとしました。

 しかし、山本さんがオーナーの末津さんから「高額な電子マネーを購入するお客さんは詐欺の可能性があるので声をかけしてください」と指導されていたため、女性に「警察に電話をかけた方が良い」と促したということです。

 その後、女性が警察に電話して詐欺であることがわかり、未然に防ぐことができたということです。

 警察は、店の従業員に対する指導や山本さんの適切な対応で詐欺被害を防げたとして感謝状を贈りました。

 山本さんらは未然に詐欺被害を防ぐことができ役に立てて良かったと話しています。

 警察は、愛知県内で特殊詐欺が去年の1月から7月は394件だったのに対して今年はすでに130件上回っていて特に電話を使ったオレオレ詐欺や還付金詐欺が増えているとして注意を呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2021/9/9 中京テレビNEWS)https://news.yahoo.co.jp/articles/b0aa26e092cf5d6d6a33279fd0cc5ee52754b8b0