広島県警三次署は10日、高齢者施設への供託金や違約金を名目にした特殊詐欺で三次市の80代女性が600万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると女性方に7月中旬ごろ、建設会社の社員を名乗る男から「新しい老人ホームができるので入所しないか」などと電話があった。女性が断るとその後、弁護士を名乗る男から電話があり「供託金として金を払わなければならない。支払わなければ刑務所に入る」「違約金がかかる」などと言われた。

 女性は8月6、25日の2回にわたって現金300万円ずつを犯人から電話で指示されるまま指定された場所にレターパックで送り、だまし取られた。女性が9月10日に同署へ通報し、発覚した。

出典:Yahooニュース(2021/9/11 中国新聞デジタル)https://news.yahoo.co.jp/articles/419195dc57c15632994bad067f5b1b1c16c66e8c