名古屋市千種区で14日、区役所の職員を名乗り、「医療費の還付金がある」などとウソを言って金をだまし取る特殊詐欺の電話が相次ぎ、70代の男女2人が被害に遭いました。

 警察によりますと、14日午後1時ごろ、名古屋市千種区に住む70代の女性の自宅に、区役所の職員を名乗る男から「医療費の還付金がある」などと電話がありました。

 そのおよそ30分後には、金融機関職員を名乗る男から「近くのATMで手続きしてください」と電話があり、女性が男の指示に従ってATMを操作した結果、4回に渡って合わせておよそ190万円を別の口座に振り込まされ、だまし取られました。

 電話をしながらATMを操作している様子を不審に思った通行人が女性に声を掛け、被害が発覚しました。

 14日には、同様の手口で千種区に住む70代の男性も現金110万円をだまし取られています。

 千種署管内では12日から14日までの3日間で、少なくとも6件の還付金詐欺の予兆電話があったということで、警察は注意を呼び掛けています。

出典:Yahooニュース(2021/10/15 東海テレビ)https://news.yahoo.co.jp/articles/b9bcc55c2d15359dbe29133ccdccdf818639c3b2