還付金名目で現金をだまし取る「還付金詐欺」の被害が福島県内で相次いでいる。13日から15日にかけ、郡山、いわき、本宮各市の女性が被害にあった。総額は約310万円で、被害者はいずれも60代だった。県内金融機関の多くでは70歳以上の振り込みを一部制限するなどの詐欺対策が行われており、県警は「特に60代が狙われている可能性もある」として注意を促す。

 県警によると、「なりすまし詐欺」の今年の被害認知状況は9月末現在、77件、1億3216万円(前年同期比14件減、2095万円減)。全体的に減少傾向にある一方、還付金詐欺の認知件数は17件、1557万円(同11件増、924万円増)と増加しており、県内で被害にあった8割以上が60代後半だった。
 
 還付金詐欺は、自治体職員や年金事務所職員などを名乗り、介護保険料の払い戻しなどがあるなどと虚偽の話を持ち掛け、ATM(現金自動預払機)に誘導。払い戻し期限などを示して焦らせ振り込ませる手口が多い。
 
 県警生活安全企画課は「ATMでは還付金手続きの操作自体ができない。電話で『還付金がある。ATMで手続きができる』という話は詐欺。自治体職員や税務署などを名乗った時は、その機関に電話して確認してほしい」と訴える。

出典:Yahooニュース(2021/10/20 福島民友新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff05e3587895bb62b2652f653b614d7004e3c09