ことし先月までに県警察本部が把握した県内の特殊詐欺の件数は29件で、うちおよそ8割が電話で接触を図ってくるケースでした。

 県警察本部が9月末現在で暫定値としてまとめた、県内の特殊詐欺の状況によりますと、件数は29件、被害総額は3578万円あまりで、依然として被害が後を絶ちません。

 このうち79%にあたる23件は、被害者に電話で接触を図ってきたケースでした。

 詐欺の類型別では、「オレオレ詐欺」が13件と半数近くを占めています。

 警察は、親族などをかたって電話をかけ、トラブルがあったと装い現金を用意させようとしたり、キャッシュカードを預けるよう求めたりするのは、特殊詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2021/10/22 北日本放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7e4ef1cd8856055a229ba65265bc4b9b7a7ed05