県内で、ことしに入ってから9月末までに発生した特殊詐欺のうち、「還付金詐欺」が大きく増え被害額がすべての月で去年の同じ月を上回っていることがわかりました。
県警のまとめによりますと、ことしに入ってから9月末までに県内で発生した特殊詐欺は、去年と比べ認知件数は1011件で26パーセント減り、被害総額はおよそ16億7600万円で37パーセント減っています。
手口別ではオレオレ詐欺や預貯金詐欺が件数、被害総額ともに減少したのに対し、「医療費が戻ってくる」などとかたってATMで送金の操作をさせる還付金詐欺については、171件増えて246件となっています。
被害総額は去年のおよそ3倍、1億8800万円増えて2億7800万円で、ことしに入ってからすべての月で去年の同じ月を上回った状態となっています。
県警は「電話でATM・医療費・還付金という単語が出てきたら詐欺を疑って」と注意を呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2021/11/5 tvkニュース(テレビ神奈川))
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8e891f8776d000d41abb3561cf07e71e840bd2