11月25日「多額の手形が入ったかばんを無くした」などと息子を装って電話をしてきた男などから、現金をだまし取られる特殊詐欺事件が起きました。警察によりますと80代の女性がだまし取られた被害金額は2300万円だということです。
警察によりますと11月25日午前11時ごろ、宮城県仙台市泉区に住む80代の女性の自宅に、息子を名乗る男から電話がありました。この男は女性に「トイレにかばんを忘れ、戻ったがなかった。かばんには手形が入っていた」などと話したということです。
その後、息子の上司を名乗る男から再び電話があり「かばんの中には6000万円の手形が入っていた。今日契約しなければならない」などと現金を用意するよう迫ったということです。
女性はその後のやり取りで「2000万円くらいなら用意できる」と伝え、自宅近くの公園に現れた別の男に現金2300万円が入った紙袋を渡したということです。
その後、不審に思った女性は本当の息子に連絡を取ったところ詐欺の被害に気がつき、息子が110番通報しました。
警察は特殊詐欺事件として防犯カメラの映像などを解析して犯人の行方を追っています。
出典:Yahooニュース(2021/11/26 仙台放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/86c5bb01699a2e346884c1f8cb847bfde75382e0