ウソの名義貸しの話を持ちかけられるなどして大阪府内に住む80代の女性が約1900万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

 警察によりますと、去年9月、大阪府和泉市内に1人で暮らす80代の女性に、建設会社の関係者を名乗る男から「老人ホームの入居権がある」「必要な人に権利を譲りたいので名義を貸して」などの電話があり、女性は親切心から名義を無償で貸すことを了承したということです。その後、弁護士を名乗る男などから電話で「名義貸しは法律違反で、解決方法としてお金を支払えば修正手続きができる」などとウソを言われ、女性はコンビニから宅配便で4回に分けて現金約1900万円をだまし取られたということです。

 だまし取られたお金は女性の老後の生活資金でした。

 大阪府内では同様の特殊詐欺の被害が相次いでいて、警察はこうした電話を受けた場合親族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2022/1/7 MBSニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bc2832fe4f49d4bd7c9795a73862850abb94d5c