特殊詐欺の受け子役の男子高校生が警視庁に逮捕されました。逮捕のきっかけは、分け前をめぐる“仲間割れ”でした。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、神戸市の公立高校3年の男子生徒(17)です。男子生徒は去年9月、仲間と共謀し、東京・中野区の70代女性に対し、銀行協会の職員を装い、「不正利用があり、キャッシュカードを交換する必要がある」とうその電話をかけ、キャッシュカード5枚を盗んだ疑いがもたれています。

 捜査関係者によりますと、男子生徒は女性の自宅を訪問してキャッシュカードを盗み、現金引き出し役の別の少年(10代)に渡したということです。その後、少年がATMから引き出した現金100万円を狙い、男子生徒は顔面に催涙スプレーをかけ、財布を奪い逃走しましたが、数千円の現金しか入っていなかったということです。

 この事件の捜査で男子生徒の特殊詐欺への関与が発覚したということで、「うそをついてキャッシュカードを盗んだのは俺がやったことです」と容疑を認めているということです。(18日17:51)

出典:Yahooニュース(2022/1/18 TBS系(JNN))
https://news.yahoo.co.jp/articles/92899142c19966dc1f81030203d60f280dfc713c