県内の去年1年間の特殊詐欺被害額はおととしより減少しましたが、自治体などの職員をかたって現金をだまし取る還付金詐欺の割合が急増しました。

 県警察本部によりますと、去年の県内の特殊詐欺被害は暫定値で49件、1億161万円あまりで、件数はおととしとほぼ同じで金額はおよそ6600万円減少しました。

 内訳で最も多かったのが、おととしまで2年間被害がなかった自治体や金融機関の職員をかたってATMなどを使わせ現金をだまし取る「還付金詐欺」で、被害は15件およそ1700万円に上ります。

 被害者は全員65歳から69歳の女性で、県警は、ATMで金が返ってくる話は全て詐欺だとして注意を呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2022/1/19 北日本放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a06ac3fdc61335f5ab31d310f997f21c3a6e8e2