札幌・白石警察署は20日、白石区に住む80代女性が6000円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表しました。

 今月、白石区の80代女性のもとにオーストラリアの宝くじの賞金担当役員を名乗る人物から「賞金の財務書類に関する最終通知」などと書かれた書類が郵送で届きました。

 女性は約4億円の賞金を受け取るための手数料として書類に同封された返信用封筒に現金計6000円を郵送して、だまし取られました。

 19日、女性のもとを訪れた人が女性から話を聞き、「詐欺にあった人がいるかもしれない」と白石警察署に来署したことで事件が発覚。

 警察によりますと、女性のもとには約7年前から同様の書類が届いていて、女性は毎週のように現金を数千円ずつ郵送していました。

 被害総額は約400万円に上るとみられています。

 警察は「宝くじの高額賞金支払いのために手数料が必要です」というメールや郵便物が届いた場合、詐欺である可能性が極めて高いことから1人で判断することなく警察に相談してほしいとしています。

出典:Yahooニュース(2022/1/20 STVニュース北海道)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6ed50f4719a1d0951f49ec851332734110dc02