去年、県警が認知した特殊詐欺について、全体の件数と被害総額はともに前の年から減少したものの、還付金詐欺の被害が2倍以上に増加したことがわかりました。

 県警のまとめによりますと、去年1年間の特殊詐欺の認知件数は1461件で、前の年から312件少なくなり、2年連続の減少となりました。また、被害総額はおよそ25億5900万円で、前の年を8億3200万円下回り、3年連続の減少です。

 手口別でみると、「医療費が戻ってくる」などとかたってATMで送金操作をさせる還付金詐欺は312件、被害総額3億6600万円で、いずれも前の年から2倍以上に増えています。

 一方、店での声掛けなどにより阻止した件数は1094件で、前の年を301件上回り、過去3年間で最多となっていて、「コンビニでの店員などの声掛けにより阻止が増えている」とみられています。

 県警は、「電話でお金の話が出たら詐欺を疑い、家族など身近な人への相談や県警への通報を」と呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2022/1/24 tvkニュース(テレビ神奈川))
https://news.yahoo.co.jp/articles/439a0386976240c93bbd429b0fbe1cc503e2a23b