ウィリアム・スコット(1913-1989)
1913年 | 英国スコットランドのグリーノックに生まれる。 |
1928年 | ベルファスト美術大学入学。その後ロンドンのロイヤル・アカデミー・スクール彫刻家で絵画科を学ぶ。 |
1935年 | ロイヤル・アカデミー・スクールを退校。コーンウォールで制作活動を送る。 |
1938年 | フランス、ブルターニュに移転、ポン=タヴェン絵画学校創設。 |
1941年 | バース・アカデミー美術学校で講師をする。 |
1942年 | 陸軍で地図製作に従事している間にリトグラフの技術を学ぶ。 |
1944年 | ロンドンで初の個展開催。 |
1946年 | バース美術アカデミーの上級絵画科の教師に任命される。 |
1954年 | ニューヨークで3人展開催。12点出展。 |
1956年 | バース美術アカデミーを退職。これ以降、創作活動で高い評価を得、世界中で展覧会を開催する。 |
1989年 | サマセットのコールフォードで死去。享年76。 |
フライパンやボトルや果物などの線と形と色彩とが単純化され、あたかも中に浮いているかのような静物画。
静謐で透明な空間の中に抽象化された線やフォルムが、不思議な安ど感を放ち続けている。