9日、佐賀県鳥栖市で、市役所の職員を名乗る男から「介護保険の還付金がある」などと電話がありATMを操作するよう指示される「還付金詐欺」が相次ぎました。

 9日正午ごろ、鳥栖市の60代の女性宅に市役所の介護福祉担当職員を名乗る男から「介護保険料の還付金がある」「手続きのため、近くのATMに行って」「ATMに着いたら今から言う電話番号に電話して」などと電話がありました。女性は鳥栖市内の金融機関に行き、電話で男に言われたとおりにATMからおよそ100万円を送金し、だまし取られました。家に帰ったあと、不審に思った女性は市役所に電話をして確認し、詐欺に気付いたということです。

 また、午後1時ごろ、鳥栖市内の70代の女性宅に同様の手口で電話がありました。女性はATMまで行きましたが、画面に「振込」と表示されたことで、詐欺に気付いたため被害はありませんでした。

 警察は、電話で「還付金がある、ATMに行って」などと言われたらすぐに家族などに相談するよう呼び掛けています。

出典:Yahooニュース(2022/2/9 サガテレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c299fffeb5273b96c07261229b4a90b1256d7a93