島根県警は15日、県東部に住む80歳代の女性が、名義貸しトラブルの解決金名目で、1110万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 発表によると、女性宅に昨年12月頃、「老人ホームができる話がある。認知症の人を入居させるため名義を貸して」と電話があり、女性は承諾した。その後、金融庁職員や弁護士などを名乗る人物が「名義貸しでトラブルになった。すぐにお金を払わないと解決しない」などと、電話で金銭を要求。女性は、東京都内に3回にわたって宅配便で現金計1110万円を送ったという。

 県警によると、女性の親族が通帳を確認した際、高額の出金があったことから、警察に相談して被害が判明した。

出典:Yahooニュース(2022/2/17 読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade6a308b04678092f162e854731d7f7c65b4dcf