沖縄県の那覇署は17日、2020年10月ごろから21年12月15日にかけて特殊詐欺が発生し、那覇市の無職の60代女性が1900万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。

 会員制交流サイト(SNS)で、紛争地域で働く外国人軍医を名乗る人物に出国費などの名目で金銭をだまし取られたという。「愛しています」「クレジットカードの借金を返済しないと食べ物がない」「沖縄に来たらすぐに返済します」などと日本語で連絡してきた。

 女性は、昨年3月に指定された県外の銀行口座に700万円を振り込んだ後、同年12月まで計15回、複数の名義人の銀行口座に送金した。女性の娘が金銭のやりとりを知ったことをきっかけに、昨年12月に那覇署に相談した。署は詐欺事件とみて捜査を進めている。

出典:Yahooニュース(2022/2/18 琉球新報)
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b0bf1e5a86ef81484df5e8c5edee49cdb79ec5